太陽光発電

日光の1万倍の光を放射 世界最大級の人工太陽とは?

人工太陽は、文字通り擬似的に作られた太陽のことだ。再生可能エネルギー関連の研究に使われるだけではなく、色彩検査や食品検査などに用いられる。ドイツ航空宇宙センターは世界最大級の人工太陽「シンライト」を開発した。

ドイツ航空宇宙センターが開発
世界最大級の人工日光

「シンライト」はドイツ西部のユーリッヒでドイツ航空宇宙センターが開発した世界最大級の人工太陽だ。映写機用光源としても使われるキセノンランプ149基が壁一面に並べられており、これらの光源を20センチ四方のエリアに集中させると、地上に降り注ぐ日射量の11倍も強い光を放射し、その温度は摂氏3000度に達する。

研究チームでは、この”人工太陽”を使ってソーラー燃料の生成プロセスの開発などに取り組む方針だ。

©DLR (CC-BY 3.0)

問い合わせ

ドイツ航空宇宙センター


文/松岡由希子

『SOLAR JOURNAL』 vol.24より転載

関連記事

アクセスランキング

まだデータがありません。

アクセスランキング

まだデータがありません。

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.32 / ¥0
2020年1月31日発行

お詫びと訂正

  ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ 太陽光業界最新ニュース