太陽光発電

フランスの小さな町で誕生、電気を生むソーラー道路

フランスで太陽光発電が可能な道路「ワットウェイ」の試用が始まった。20㎡のワットウェイで住宅1戸分の電力を十分に賄えるという。一から道路を作り直す必要がなく、工期が短く済むのが長所だ。

発電可能な道路
ワットウェイ

フランス北部ノルマンディー地方にある小さな町トゥルーヴルに、太陽光発電が可能な道路「ワットウェイ」が誕生した。20㎡のワットウェイで住宅1戸分の電力を十分に賄えるという。

今後の展開を見越した試用の意味も含め、まず長さ1km、広さ2800㎡の範囲で敷設された。繊細なソーラーパネルと道路としての役割を両立させるため、構造には耐久性のある層を入れ込んでいる。今回は、全体の時間のうち1割ほどしか交通量のない道路に導入。そこをエコ発電設備とすることで、道路そのものの利用効率をさらに高めたのだ。

一から道路を作り直す必要がなく、工期が短く済むのもワットウェイの長所。


wattway

©COLAS – Joachim Bertrand


文/Yukinobu Kato

関連記事

アクセスランキング

まだデータがありません。

アクセスランキング

まだデータがありません。

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.32 / ¥0
2020年1月31日発行

お詫びと訂正

  ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ 太陽光業界最新ニュース